デジタルポテンショメータは、デジタル信号入力により設定値を自由に調整可能な可変抵抗器です。また、EEPROMと呼ばれる不揮発性メモリに設定情報を書き込み、電源を入れると記憶された設定値を呼び出すなど、機械式ポテンショメータと同様の機能を備えています。
デジタルポテンショメータの内部は直列接続された抵抗ストリングとスイッチで構成されています。ワイパー端子の位置をデジタル信号で設定することで、抵抗器のストリングスの任意の位置に接続することが可能です。
通常の可変抵抗器と同様に使用できるため、電気・電子回路における一般的な用途としては、電圧調整、電流調整、ゲイン調整などに使われます。