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    データコンバータ

    データコンバータとは、電子回路の中で取り込まれた形式のデータや信号を別の形式へ変換する集積回路です。データ変換ICとも呼ばれ、高精度の変換機能を実現できます。


    種類


    データコンバータには様々な種類がありますが、主なタイプは以下のとおりです。


    • A/Dコンバータ:アナログデータをデジタルデータに変換する回路です。

    • D/Aコンバータ:デジタルデータをアナログデータに変換する回路です。

    • デジタルポテンショメータ:可変抵抗器のワイパーをデジタルで制御する可変抵抗集積回路です。

    • アナログフロントエンドIC:センサなどの信号を検出するデバイスとデジタル信号処理のデバイスをつなぐアナログ回路用ICです。

    • 電圧-周波数・周波数-電圧変換器(VF・FVコンバータ):電源の周波数と電圧を変更できる集積回路です。

    • サンプルレートコンバータ:サンプリング周波数を変換できるコンバータです。

    用途


    データコンバータは産業・工業・通信など幅広い分野で使用されており、工業用機器と設備における品質・性能のチェック、火災警報システムや交通システムの制御、監視モニタシステムの周辺機器との併用などがあります。