JST 圧着工具, 圧着工具, YRSシリーズ, YRS-491

端子に圧着工具を使用する場合、2つの圧着が同時に行われます。1つは導線と端子の間の電気的接続です。もう1つは、振動と張力に対するストレインリリーフとなる絶縁圧着です。電気的接続は、芯線と端子の間に隙間のない、気密構造が重要です。隙間があると、腐食によって抵抗や過剰な熱が生じ、電気的接続を損なうおそれがあります。優れた圧着工具を使うと、完全な気密性を保ち、電気接続の劣化と絶縁破壊を防止できます。

JSTの半自動手動式圧着工具は高い耐久性と信頼性を持ち、簡単に使用できます。横送り式のオープンバレル型端子をワイヤに圧着するように設計されています。ストリップ端子は、自由な長さに切断することも、リールから直接圧着することもできます。この手動式圧着工具は、2本のハンドル、ラチェット機構、送り板、ガイド / 位置決め機能、高精度グラウンドダイスで構成されます。上側ダイスを裏返して、28 AWGと26 AWGの2種類電線サイズに適用します。

このラチェットは、あらかじめ一定の加圧力を設定済み、ハンドルが完全に閉じてダイが噛みあうまで、ロックされたままになります。圧着が完了するまで、ハンドルを開くことはできず、不完全な圧着を防止することができます。圧着が完了すると、ハンドルが開きます。ラチェットにより、安定して高精度の圧着を繰り返し行えます。

この手動式圧着工具は、ストリップキャリア、端子ガイド、ガイドプレートを備え、圧着の準備として端子を固定して位置決めします。

• 使いやすく耐久性があります。
• 高精度のグラウンドダイス
• 完全な圧着を実現するラチェット機構
• ストリップ端子を正確に位置決めするガイドとキャリア

この圧着工具に対応する端子は？
この手動式圧着工具は、JST SZH-002T-P0.5オープンバレル型端子(適用電線範囲：28 ～ 26 AWG)を芯線に圧着するように設計されています。

・本製品は材料や部材入手難のため納期が不安定になっています。

JST手動圧着工具