XinaBox 静電容量タッチ モジュール for CAP1296

xChipは、開発期間を短縮し、カスタム製品を簡単に作成できるラピッドエレクトロニクス開発エコシステムです。学習にも役立ちます。はんだ付け、配線、ブレッドボード製作、ハードウェアなどの知識がなくても、回路を数分で組み立ててコーディングに集中できます。

xChipは、各種のプラットフォームと互換性があり、中でも人気の高いRaspberry Pi、Minnowboard、Beaglebone、Micro:bit、Pixhawk、96ボードにはブリッジが用意されています。Arduinoについてはブリッジを提供するのではなく、Arduino Uno用に互換コアのCC01、及びArduino Zero用にCC03を用意しています。

xChipはI2Cバスアーキテクチャを利用しているため、回線の拡張に限界がありません。I2Cアドレスの制限は開発マルチプレクサによって解決されています。

接続方法が簡単なため、プロトタイプや少量生産品を短時間で簡単に製作できます。

xChipの相互接続には、RS 174-4977から入手できるxBusコネクタを使用します。

一部のxChipでは、IP02やIP03などのプログラミングインターフェースへの接続にxPDIコネクタ(RS 174-4974)が必要になります。

このxChipは、Microchip Technologyのマルチチャンネル静電容量方式タッチセンサコントローラ、CAP1296ベースのセンサモジュールです。4個の独立した静電容量方式タッチセンサ入力を搭載し、タッチセンサ用途で使用する感度をプログラムできます。各センサ入力は、環境の緩やかな変化を補正するように較正されています。

さらに、CAP1296の1つ又は複数のチャンネルで、オプションの信号ガードでノイズ感度を下げ、近接を検出するように設定することもできます。CAP1296には、マルチパターンタッチ認識機能が含まれ、特定のボタンセットを同時に選択することができます。このパターンが検出されると、ステータスビットが設定され、割り込みが生成されます。

● 静電容量方式タッチセンサ入力 x 4
● 近接検出

● デスクトップ及びノートブックPC
● LCDモニタ
● コンシューマエレクトロニクス
● 家電

● Microchip TechnologyのCAP1296ベース
● 信号ガード
● 複数ボタンのサポート
● 音量などの用途向けの長押し機能
● システムノイズ源のアナログフィルタリング
● RF検出及び回避フィルタ
● デジタルEMIブロッカ
● 低電力動作
● SMBus / I²C準拠の通信インターフェース
● 動作周囲温度範囲: -40 → 125 °C
● 保管温度範囲: -55 → 150 °C

Xinaboxモジュラプロトタイピングボード