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- RS品番:
- 729-9954
- メーカー型番:
- XS1-L01A-TQ128-C5
- メーカー/ブランド名:
- XMOS
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XS1イベント駆動プロセッサ
XS1には、それぞれ独自のメモリを備えた複数のXCore™プロセッサが1つのチップに搭載されています。プログラム可能なプロセッサは、C言語などの言語を実行することができるという点で汎用的で、同時処理(マルチスレッド)、通信、及び入出力を直接サポートすることもできます。高性能なスイッチはプロセッサ間の通信をサポートし、複数のチップで簡単にシステムを構築できるようにチップ内XMOSリンクを提供しています。XS1製品は、通常はハードウェア(インターフェイスコントローラ及び入出力コントローラなど)で実行するさまざまな機能をソフトウェアで実行できるようにすることを目的としています。
各XCoreプロセッサは次のリソースを提供します。
最大500 MIPSを提供する32ビットプロセッサ
ハードウェアスレッド x 8、チャンネルエンド x 32
タイマー x 10、クロックブロック x 6
XMOSリンク x 4
64 KB SRAM、8 KB OTPメモリ
XCoreは、通信、入出力、タイミングに関する命令セットをサポートするマルチスレッド処理コンポーネントです。スレッド実行は確定的であるため、一連の命令を実行するのにかかる時間を正確に予測することができます。これにより、XCore上で実行されるソフトウェアは、ハードウェア(特にDSP及びI/O)によって通常実行される多くの機能を実行できます。各XCoreスレッドには専用のレジスタセットがあり、スレッドのスケジューリングはハードウェアによって実行されます。スレッド間の通信は、ハードウェアチャンネルを使用して実行されます。通信の命令は、プロセッサのレジスタとチャンネル間で直接データを転送し、通信スレッドを自動的にスケジュール及びスケジュール解除してデータフローを制御します。XCoreは、従来のシーケンシャルプログラミング言語をサポートする効率的な命令セットを備えています。マルチスレッド、通信、及び入出力命令は、最新の並行プログラミング言語をサポートするように設計されています。命令セットは、アプリケーション固有の命令を提供するように簡単に拡張できます。これらには現在、long型演算、CRC、DSP及び暗号化のサポートが含まれます。各XCoreは、コアによって実行されるすべてのスレッドによってプログラム及びデータ用に共有される単一の統合メモリシステムを備えています。複数のスレッドがメモリ内の同じプログラムを共有して、それらの間でデータの所有権を渡すことができます。キャッシュは使用されません。XCoreには、命令によって直接制御される緊密に統合されたI/Oポートのセットがあります。データはプロセッサレジスタとポート間で直接転送され、メモリの使用が回避され、遅延が最小限に抑えられます。ポートは、データをシリアライズ及びデシリアライズして、プロセッサが高速データストリームを処理できるようにします。また、データ到着のタイムスタンプを記録することもでき、ピンとの間でデータが転送される時間を正確に制御することができます。
