Pilz セーフティリレー, 24 V dc, チャンネル数1, 安全接点3NO, 750102

Pilz の PNOZ S2 シリーズセーフティリレーです。Pilz セーフティリレーは、その信頼性と耐久性で知られており、他にない安全保護機能により、お客様と職場の安全を確保します。特に、 S2 シリーズは、以下に示すさまざまな用途に適合します。

• LEDディスプレイでは、以下を確認できます。
- 供給電圧
- 入力ステータス、チャネル 1
- 入力ステータス、チャンネル 2
- スイッチステータス、安全接点
- リセット回路
- エラー表示
•動作モードはロータリスイッチで設定可能
• S2 は、他のすべての回路から安全接点を安全に分離します
•プラグイン接続端子
• 3 つの安全接点 N/O および 1 つの補助接点 N/C ( 両方瞬時 )

•自己監視機能を内蔵
•コンポーネントに障害が発生しても、安全機能は有効です
•各オン / オフサイクルの終了時に、正しい開閉が自動的にテストされます
•トランスフォームは、短絡を防止する電子ヒューズを使用しています。

用途

• EN 60947-5-1
• EN 60204-1
• VDE 0113-1

セーフティリレーは、回路内の不要なリスクや危険の低減に役立ちます。一般的な回路構成は、高度に自動化された機械がすばやく動く生産ライン、つまり、倉庫や工場の生産ライン又は包装ラインのように見えるかも知れません。このラインは、回路の一部を形成し、この回路に沿って、非常停止押ボタン、セーフティカーテン、又は感圧式マットなどの安全装置を設置します。
これらの環境で完全な安全を確保するために、セーフティリレーを回路に増設して、作業環境を完全に制御及び監視することができます。セーフティリレーは、パルスをやり取りすることによって、(たとえば)配線を間違えていないか、回路に沿って溶着が発生していないかを確認するために、回路を定期的にチェックします。リレーが不具合を検出すると、故障が特定され、修復されるまで、電源を切断してその領域をシャットダウンします。最新のセーフティリレーは、ユーザーに故障を警告する、直感的なLEDディスプレイを備えており、もちろんこれはユーザーに害が及ぶことを防止し、また修理できないほど機械が破損する前に積極的にメンテナンスを実施するのに役立つため、セーフティリレーの使用により、一定のコスト節減が可能です。
一部のセーフティリレーは特定の機能を備え、緊急停止など特定の機器とのみ連動し、セーフティカーテンなどその他の機器で使用した方が性能を発揮するものもあります。回路を総合的にモニタリングするために複数のセーフティリレーを使用して、お客様と従業員の安全を確保することもできます。

従来のリレーは、回路とそのラインの下流にあるスイッチ機器を開閉しますが、セーフティリレーと同じように監視することはなく、指定された領域を自動的にシャットダウンして、機械や労働者への害を防ぐこともできません。セーフティリレーは、従来のリレーと同じ潜在的なリスクの影響を受けず、短絡故障、接地故障、又は断線を監視するために使用できる信頼性を備えています。従来のリレーより向上した保護が得られ、特にお客様の安全を念頭に置いて設計されています。

最初にセーフティリレーをラインに合わせて配線し、付属のセットアップ手順に従います(メーカーにより異なります)。手順に対応するLEDの画面の指示に従って、回路ラインに統合します。設定したパラメータに応じて、セーフティリレーの機能が決定されます(つまり、特定の基準が満たされた場合に、一部の領域を切断するか、ラインの回路全体を停止するかを選択します)。

EN60947-5-1 、 EN60204-1 VDE0113-1