赤外線温度センサ

赤外線温度センサとは？

赤外線温度センサは、対象物から放出される赤外線エネルギーを検出することで温度を測定します。レンズで赤外線エネルギーを集め、そのエネルギーを温度単位で表示可能な電気信号に変換します。このセンサは、気温の変化を補正して正確な温度を読み取ります。

赤外線温度センサの特長

赤外線温度センサは、測定対象の表面に触れる必要がないため、あらゆる環境での温度測定に対する効率的なソリューションとなります。赤外線温度センサは、省エネやメンテナンスに欠かせない赤外線カメラの重要な部品であり、自動車や航空宇宙から家電、医療機器まで、さまざまな用途で使用されています。

赤外線温度センサの選定

赤外線温度センサを選択する際には、出力タイプ、視野 (対象物のサイズと距離)、測定対象の表面材料 (放射率の考慮)、応答時間、温度範囲と取付け制限などを考慮する必要があります。

当社では、次のようなさまざまな赤外線温度センサの種類を用意しています。

• MA出力信号
• Kタイプ熱電対
• Jタイプ熱電対