サーモシールとは?
サーモシールは、温度による色の変化で温度測定ができるテープ状の示温材/センサです。色が変化することで、目視で発熱状況を確認することができます。主に受変電設備や機械設備などの発熱点検や漏電による事故の防止、保守管理の向上に使用されます。
サーモシールの特長
サーモシールは、耐熱フィルムに封入された示温エレメントが設定された温度に応じて変色する仕組みになっています。また、裏面には接着剤が塗布されており、保護シートを剥がすだけで簡単に貼ることができます。
サーモシールの種類
サーモシールには可逆性と非可逆性の2つのタイプがあります。
- 可逆性のサーモシールは、温度が上昇して変色し、温度が下がると元の色に戻ります。
- 非可逆性のサーモシールは、一度変色すると元に戻らない特性があります。
可逆性ラベルは繰り返し使用できますが、不可逆性のサーモシールは1回しか使用できません。さらに、温度に応じて二段階変色するタイプや、複数段階で徐々に変色するタイプなど、さまざまな種類があります。