シリアルケーブルは、コンピュータ間のデータ転送及び情報転送に使用されるコンピュータケーブルです。このケーブルは、シリアル通信プロトコル(データは一度に1ビットずつ送信される)を介してこの機能を実行します。シリアルケーブルアセンブリは、主にRS-232 (推奨標準232)インターフェイス仕様を使用しています。
RSでは、選りすぐりの高品質なケーブルアセンブリを、Phoenix Contact、 Startech、 Molex、 TE Connectivityなどの一流ブランドに加え、当然ながらRS Proの製品から取り揃えています。
シリアルケーブルは一部の領域ではイーサネット、 ワイヤレスやUSBコネクタテクノロジーに置き換えられていますが、 一部の用途では引き続き使用されています。このケーブルアセンブリは、コンピュータをプリンタに、 PLCをHMI、 入出力モジュール、さらにはモータドライブに接続します。アダプタの助けにより、 従来の規格と新しい規格を使用して、デバイス同士が通信することが引き続き可能です。
産業の例には、産業用オートメーションシステム、 科学機器、 POS (販売時点管理)テクノロジー、 消費者向け製品及び産業用回路基板などがあります。
汎用の互換性機能を備えた基本的なDTE-DCEケーブルは、 通常、データターミナル機器及びデータ通信用途で使用されます。
NULLモデムケーブルは、 モデムがない2台のPC間の接続の安定性を確保します。
V.35クロスケーブルは、 データレートを向上し、転送速度を高めます。
シリアルプリンタケーブルは、シリアルポート機能を備えたコンピュータとプリンタを接続するために使用されます。
RS232ケーブルは通常、シールド付きケーブルから作られ、Dサブミニチュアコネクタで終端されます。Dサブミニチュアコネクタには、DB9 (9 ピン)又はDB25 (25 ピン)があります。コネクタには、プラグ(オス)又はソケット(メス)があります。多くの場合、ケーブルの端には、柔軟性を高めるためのストレインリリーフが組み込まれています。