XLRコネクタ・キャノンコネクタ
XLRコネクタとは？
XLRコネクタは、米国のキャノン社が開発したXLR型オーディオコネクタおよびその互換品を指します。一般的にはキャノンコネクタとも呼ばれています。放送関係の規格に合致しているため、マイクなどの業務用・放送用機器やハイエンドのAV機器でよく使用されています。特徴的な点は、COLD端子の存在です。
XLRコネクタの構造
XLRコネクタは、シールドがついたバランスコードを使用してノイズを軽減します。GND（グランド）、HOT、COLDという3つ以上の接点があり、1番がGND端子です。接続時にはGND端子が最初に接触するため、ノイズが発生しにくいです。HOT端子とCOLD端子の位置は規格によって異なります。
XLRコネクタの用途
- 2ピン - AC電源に使用されます。
- 3ピン - 一般的にバランス型のオーディオ入出力に使用されます。
- 4ピン - 広範な用途で使用され、DC電源やスピコンコネクタなどに使用されます。
- 5ピン - ステレオのバランス伝送に使用されます。