DINコネクタとは?
DINコネクタとは、ドイツ工業品標準規格に適合しているコネクタです。そのため規格に応じた電流・電圧容量、パフォーマンスクラス、安全性を満たしています。音響機器に使用されることが多く、レコーダーの接続や、カーオーディオ、スピーカーユニット、リモートコントロール端子等の接続に利用されており、他には、ゲーム機、電子楽器、コンピュータなどにも使用されています。
DINコネクタの種類
DINコネクタには形状は直径13.2㎜の丸形コネクタが多いですが、VMEバスのような電子基板同士を接続するツーピースコネクタも含まれます。また、小型で直径9.5㎜の丸形コネクタはミニDINコネクタと呼ばれています。そのほか、DINプラグとDINソケットも活用されています。
DINコネクタのピン配置
コネクタの内側のシールドに2ピンから8ピンの信号線を配置しています。通常ロック機構はついていないので、強い力で引っ張ると抜けてしまいます。一般にプラグの信号ピンはオス、レセプタクル(ジャック)はメスです。