同軸コネクタは、同軸ケーブルと装置を接続するために使われるコネクタです。信号の円滑な伝送を実現するために、同軸コネクタは、様々なケーブルの寸法に適合するように様々なサイズのコネクタが提供されています。
同軸コネクタは、過酷な環境であっても機能するように堅牢に設計されています。使用される環境によっては衝撃や圧力、高温、振動などのストレスに耐えられる必要があります。
同軸コネクタの種類
一般的な同軸コネクタとして、以下のものが挙げられます。
- BNCコネクタ - 同軸コネクタの代表的な形状です。半回転するだけで固定でき、着脱が容易なことが特徴です。
- TNCコネクタ - BNCコネクタのロック機構をネジ式にしたものです。
- N型コネクタ - 主に無線通信・計測機器に古くから使われており、VHF帯以下の周波数で用いられます。
- F型コネクタ - テレビの受信用に用いられるコネクタです。
- SMAコネクタ - 主にマイクロ波の無線通信機器に古くから使われているコネクタです。
- SMBコネクタ - 「Sub Miniature Type B」の略で、ねじではなく押し込むことによりロックされる機構をもっています。
- SMCコネクタ - 「Sub Miniature Type C」の略で、ねじで勘合されます。