IRトランシーバ(赤外線トランシーバ)は、1つの回路ユニットでトランスミッタとレシーバが統合されています。トランシーバの中には、信号の送受信を同時に行うものと片方のみを行うものがあります。トランシーバの種類に応じて、デバイスには広範囲のライトビームか、より正確な位置決めが必要なフォーカスビームが搭載されています。
IRトランシーバは、サイズ、速度、供給電圧で分類されます。アイドル時の最大電流は10Aで、IRトランシーバの最も一般的なサイズは1 mです。875 nm(ナノメートル)から6.5 mのものまで多岐にわたります。
一般に、IRトランシーバは、携帯電話などの通信デバイスで使用されています。また、フィールドでのデータ入力や計測器、収集でも使用されています。たとえば、携帯型のIRトランシーバを使用してポータブルデバイスのデータを収集し、IRトランシーバを介してPCに送信できます。