フォトインタラプタとは?
フォトインタラプタ(透過型フォトセンサ)は、発光素子と受光素子を1つのパッケージに対向して並べ、その間を検出物体が光をさえぎることにより、物体の有無を検出する光スイッチです。機械式スイッチやアクチュエータと異なり、この非接触型光スイッチは接点がないため、接点の摩耗がなく高い信頼性があります。
フォトインタラプタの構成
- **発光部 **- 通常LED(発光ダイオード)を発光素子として使用します。外乱光対策として、外光対策として赤外LEDがよく使用されます。
- **受光部 **-フォトトランジスタやフォトダイオード、フォトICが使用されています。
- **スリット **- 物体の位置検出の分解能を上げるために、発光面と受光面の両方にスリットが設けられています。
- **光学フィルタ **- 赤外線を使用するタイプでは、外乱光を防ぐために受光部に可視光カット・赤外光透過型のフィルタが使用されます。
フォトインタラプタの種類
フォトインタラプタは、出力機構(バッファ、インバータ、インタープリタ)、接続方式(SMDタイプ、コネクタタイプ、リード端子タイプ、プリワイヤタイプ)、スイッチのピン数などで分類されています。
フォトインタラプタの用途
フォトインタラプタは、位置検知や回転検知など幅広い分野で使用されます。生産システム、マシンオートメーション、機械の安全表示など、さまざまな用途で使用されています。