チョークラインはチョークの粉を利用してラインを引く工具です。定規では難しい、数メートルもの長い直線を引くことができるので、現場でのライン引きや家具のDIYなどには欠かせない大工道具の一つです。「画線器」とも呼ばれています。
チョークラインは、手動で一回転ごとに巻き取るタイプと一気に巻戻せる「自動巻き取りタイプ」の二種類があります。自動巻き取りタイプは数メートル出しても一瞬で巻き取れるので、作業効率アップに役立ちます。
チョークラインと墨つぼの違い
チョークラインと墨つぼは、どちらも素材へ真っ直ぐな線を引くための道具です。構造もほぼ同じですが、引いた線を消せる・消せないなど、様々な違いがあります。それぞれの特徴から用途に合ったものを選択してください。
- チョークライン:チョークの粉なので、線引きに失敗した場合何度でも消すことができます。初心者の人でも扱いやすいです。また、墨が付きにくいプラスチックや金属など、表面が滑らかな材料に対しても線を引くことができます。
- 墨つぼ:墨なので、鮮明な線が引けます。ただし、1度引いた線を消すことはできないのでご注意ください。また、墨は乾燥しやすいという欠点があります。