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    固定抵抗器

    固定抵抗器とは?

    固定抵抗器とは、抵抗値が予め決められていて、可変できない抵抗器です。これは可変抵抗器とは異なります。RSはTE ConnectivityVishayArcol Ohmiteパナソニックなど、国内外有名メーカの、表面実装、スルーホール、パネル取付式など、さまざまな用途に対応する固定抵抗器を幅広く取り揃えています。

    なお、抵抗器の詳細については、抵抗器ガイドを参照してください。

    固定抵抗器の種類

    固定抵抗器は構造によって、リード付きタイプ、面実装タイプ、巻き線抵抗器の3種類に分けられています。

    汎用的なリード付きタイプは抵抗器の材質によって、さらに次の3種類に分類されます。

    • 炭素皮膜抵抗器 - 磁性体などの表面に抵抗体として炭素を固着させた抵抗器で、カーボン抵抗器とも呼ばれます。磁性体の表面には螺旋状の溝があり、この溝の幅や長さを変えて抵抗値を設定します。汎用的な低電圧系の回路に幅広く使用されています。
    • 金属皮膜抵抗 - 構造は炭素皮膜抵抗器と概ね同じですが、抵抗体の材料が金属ペーストになっています。抵抗値の精度が高いことに加えて、温度係数が小さく、電流雑音が小さいため、特にセンシング回路などの微小信号を扱う回路でよく使用されています。
    • 酸化金属皮膜抵抗器 - 構造は炭素皮膜抵抗器と概ね同じで、抵抗体に金属酸化物が使用されています。抵抗値の範囲が広く、価格も比較的安価です。 耐熱性に優れ、比較的大きな電力にも対応することが可能なため、主に電流値の高い回路で使用されます。

    一般的な固定抵抗器に含まれるものを次に示します。

    固定抵抗器の用途

    • 部品の保護
    • 時間遅延制御
    • 回路間の分圧
    • 信号レベルの調整
    • 能動素子のバイアス
    • 伝送回線の終了

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