検索キーワード履歴

    シャーシマウント抵抗器

    シャーシマウント抵抗器とは?

    シャーシマウント抵抗器は、固定抵抗器の一種で熱を伝導する金属製ハウジングを備えた巻線設計(電流を減少または制限するために非導電性材料のコアに金属線を巻き付ける)になっています。取り付けには、ハウジングフランジ、機械用ねじ、ブレース、またはハウジングブラケットを使用します。

    シャーシマウント抵抗器の種類

    一般的に使用されるシャーシマウント抵抗器は次の二種類です。

    • **メタルクラッド抵抗 **- 巻線抵抗に金属製の外装を取付けた抵抗器です。大電流使用による発熱を考慮して、放熱板や放熱フィンなど熱対策がなされているものもあります。
    • **ホーロー抵抗(ホウロウ抵抗器) **- セラミックの芯に抵抗線を巻き、その上にほうろうを焼き付けて耐熱性を高めた抵抗器です。耐熱性が非常に高いため、大電力を扱う場合に適しています。

    シャーシマウント抵抗器の用途

    シャーシマウント抵抗器は抵抗の温度係数(TCR)が非常に低く、広い温度範囲にわたって抵抗値がほぼ一定のため、大型電気機械や生産機械、モータの始動 / 停止サイクル、機器の放電、ロードテストシミュレーションやダイナミックブレーキなど、幅広い用途で使用されています。

    2 2
    ページあたりの結果数