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    表面実装インダクタ

    表面実装インダクタ・SMDインダクタとは?

    表面実装インダクタ (SMDインダクタ) は、リード線を使用したスルーホールではなく、基板の表面に直接実装できるインダクタです。基板にはんだ付けするためのパッドを備えています。

    表面実装インダクタの種類

    表面実装インダクタには、巻線型インダクタ、積層表面実装インダクタなど、さまざまなタイプがあります。巻線型インダクタは、鉄などの磁性金属コアの周囲にワイヤが巻き付けられています。コイル状のワイヤに電流が流れると、エネルギーが磁場に蓄積され、絶縁体が厚いため、大電流での使用に最適です。積層表面実装インダクタは、インダクタの上部にある2つの導電コイルパターンで構成されています。これらのコイルは、下層にある2つの類似したコイルパターンに接続されており、電流が流れると磁場の形でエネルギーが蓄積されます。

    表面実装インダクタの用途

    表面実装インダクタは、電流や電圧を制御するための電源回路で使用されます。多くの場合、電圧や電流の変化が回路内の他のコンポーネントの損傷の原因にならないようにする目的で使用されます。表面実装インダクタは、高周波数で動作する機器、モバイル通信システム、携帯電話 Bluetoothデバイス、チューナなどに使用されています。

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