PC電源・電源ユニットとは?
PC電源(ユニット電源)は、AC電流をPCで使用できるDC電流に変換し、マザーボードなどに電力を供給するための電源です。通常、PCケース・サーバーラックのサイズに合わせた電源規格を選択し、マザーボードの規格に合わせたものを使用します。
PC電源の規格
- ATX:一般的なデスクトップPC向けの規格です。
- EPS:サーバーやワークステーション向けの高性能版ATX規格です。
- SFX:小型ケース用の規格で、通称「Micro ATX電源」です。付属電源が不安定な場合に適しています。
PC電源の選び方
PC電源(電源ユニット)を選ぶ際には、パーツ構成に適した容量のモデルを選択する必要があります。CPUには65~105W程度、HDDには25W前後、SSDには3W、グラフィックボードには70~250W程度の電力が必要です。したがって、電源容量の目安は以下の通りです。
- 300W未満:ローエンド、接続するUSB機器が少ない場合に適しています。
- 300~600W:ミドルレンジ、ビデオカードを使用したり、接続するUSB機器が多い場合に適しています。
- 600W超:ハイスペックモデルやハイエンド向けで、ビデオカードを利用する場合