チッププログラマ(別名デバイスプログラマ又はICプログラマ)は、作成されたソフトウェアを準備してプログラマブルデバイスを設定するための電子機器です。EPROM、 EEPROM、フラッシュ、 ROM、 GAL、マイクロコントローラなどの幅広いチップセットをサポートします。EPROMの場合は、 プログラムを書き込んでも、 EPROM UVイレーザーを使用して消去できます。
チッププログラマの動作
このタイプのプログラマデバイスは、プログラミング機器のソケットを介してデバイスを設定したり、基板(PCB)上のデバイスを設定したりします。
信号は、チッププログラマの接続ピンを介してターゲットデバイスに送信されます。デバイスの中には、シリアルピンにデータが必要なものと、シリアルインターフェイスを介してデータを受信するものがあります。
チッププログラマとコンピュータの間は、USB、 パラレルポート又はローカルエリアネットワーク(LAN)インターフェイスで接続されます。コンピュータのソフトウェアプログラムによってチッププログラマにデータが転送され、チッププログラマでインターフェイスタイプ及びデバイスが選択され、プログラミング処理が開始されます。
チッププログラマの用途
チッププログラマを使用すると、プログラミングの際に機械的なスイッチが不要になります。チッププログラマには、車両のエンジン出力や燃料供給の制御など、さまざまな電子的用途や産業用途があります。