検索キーワード履歴

    デジタルポテンショメータ・デジポットIC

    デジタルポテンショメータは、デジタル信号入力により設定値を自由に調整可能な可変抵抗器です。また、EEPROMと呼ばれる不揮発性メモリに設定情報を書き込み、電源を入れると記憶された設定値を呼び出すなど、機械式ポテンショメータと同様の機能を備えています。

    デジタルポテンショメータの構造

    デジタルポテンショメータの内部は直列接続された抵抗ストリングとスイッチで構成されています。ワイパー端子の位置をデジタル信号で設定することで、抵抗器のストリングスの任意の位置に接続することが可能です。

    デジタルポテンショメータの特長

    • 機械的な可動部がないため、優れた環境特性、長期間品質を保持します。
    • 摺動部がないため、接触不良による不具合が発生しません。
    • デジタル信号により、機器の遠隔操作が可能です。
    • 自動調整が可能なため、調整工数を削減できます。

    デジポットICの用途

    通常の可変抵抗器と同様に使用できるため、電気・電子回路における一般的な用途としては、電圧調整、電流調整、ゲイン調整などに使われます。

    4 4
    ページあたりの結果数