FPGAは、Field Programmable Gate Array (フィールドプログラマブルゲートアレイ)の略です。このデバイスは、小型の半導体ロジックチップで、集積回路又は略してICと呼ばれています。FPGAは、1つの基本ロジックセルから構築され、 何百回も複製されます。
FPGAは、構成可能なロジックブロック、 プログラマブルスイッチマトリックス、 I/Oブロック、インターコネクトで構成されています。
構成可能なロジックブロック
CLBは、ルックアップテーブル(LUT)、 フリップフロップ、マルチプレクサで構成されています。これらは、複雑な設計機能を実装し、FPGA上でコードを同期するために使用されます。
プログラマブルスイッチマトリックス
プログラマブルスイッチマトリックス(PSM)は、構成可能なロジックブロックとI/Oブロックの間の相互接続を制御するために使用されます。PSMは、プログラムコードに従って各ブロックを接続し、6つのパストランジスタを内蔵するスイッチ素子を備えています。
I/Oブロック
I/Oブロックは、入力ピン、 出力ピン又はその両方としてプログラムできるピンです。
インターコネクト
インターコネクトは、ワイヤを介して信号を伝送し、入力と出力をロジックブロックに接続します。
2つのデバイスの主な違いは、その構成です。CPLDデバイスは、構造上の制約が非常に大きいため、柔軟性が低くなっています。一方FPGAは、ロジック容量が非常に大きく、どのようなデジタル機能でも実行を簡単にプログラムできます。
FPGAは、レーダーシステム、 軍用ハードウェア、 医療機器、通信技術などの多くの用途で使用されています。再プログラムが可能なため、幅広いソリューションに適しています。用意されているロジックブロックの数に応じて、 どのようなデジタル回路としても使用できます。エンジニアは、一般にプロトタイプ開発や、特別な設計の集積回路(IC)にFPGAを使用します。
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