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    ロッカースイッチ

    ロッカースイッチは、操作ボタンの両端を交互に押すことで電気回路の接続/遮断を行うスイッチです。一般的なロッカースイッチは、操作ボタン、シールゴム、弓ばね、内蔵ケース、フタ、カバー、接点・端子で構成されています。利便性と信頼性の高さから、最も普及している電気スイッチの1つです。

    ロッカースイッチの種類

    ロッカースイッチはさまざまな種類があります。接点構成の違いによって、SPST、SPDT、DPST、DPDTなどのタイプに分けられます。また照光機能の有無によって、非照光式と照光式の二種類があります。

    また、動作特性により、主にモメンタリとラッチ式の2種類に分類できます。

    • モメンタリロッカースイッチ

    モメンタリロッカースイッチは、押している間だけ電気回路が切り替わり、手を離すと接点が元に戻ります。

    • オルタネートロッカースイッチ

    オルタネートロッカースイッチは、スイッチを押すと電気回路が切り替わり、再び押すまで接点が保持されます。ボタンを押すたびにONとOFFが切り替わります。

    ロッカースイッチの用途

    ロッカースイッチの用途は多岐にわたります。用途としては、家電製品、医療システム、電源ユニット、操作パネル、HVAC機器などがあります。非常に過酷な環境向けに、IP等級の高いスイッチも用意されています。

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