ロッカースイッチは、その利便性と信頼性の高さから、世界で最も普及した電気スイッチの1つになっています。シーソーのように交互に切り替えるオン / オフスイッチです。
ロッカースイッチは、一般に単極スイッチ及び双極スイッチと呼ばれ、スイッチで制御する回路の数に対応しています。投(throw)は、スイッチの電極を接続できる接点の数を定義します。最も一般的なスイッチ構成には、SPST、 SPDT、 DPST、 及びDPDTがあります。
非照光式のロッカースイッチには、スイッチのオン / オフがわかるように、多くの場合、丸と横棒が記されています。照光式のスイッチには、スイッチオンで点灯する色付きLEDが搭載されています。詳細については、当社のロッカースイッチの完全ガイドを参照してください。
RSコンポーネンツでは、高品質の照光式及び非照光式のロッカースイッチを幅広く提供しており、APEM、 Arcolectric、 C&K Carling Technologies、 当然ながらRS Proも含めて業界をリードするブランドのものを取り揃えています。
ロッカースイッチは、主に モメンタリとラッチ式の2種類に分類できます。この方式名は、スイッチの作動方式を表しています。
このタイプのスイッチでは、スイッチアクチュエータをオンの位置まで押す力(通常は指)が必要になります。 スイッチを機能させるには、押した状態を保つ必要があります。力を抜くと、すぐにロッカーが戻るか、スプリングが元の状態に戻ります。
ロッカースイッチアクチュエータに力を加えると、スイッチの状態が変化し、所定の位置に「ラッチ」されます。アクチュエータに力を加えるまで、スイッチはラッチされたままになります。その後、 ラッチを解除すると、スイッチは通常の状態に戻ります。
ロッカースイッチの用途は多岐にわたります。用途としては、家電製品、 医療システム、 電源ユニット、 操作パネル、 HVAC機器などがあります。非常に過酷な環境では、IP等級のスイッチを使用できます。侵入保護保護等級は、IP40からIP68までに及んでいます。