RFパワーディバイダは、信号の合成と分配を行います。内部に抵抗が組み込まれた3ポートのRF計測器です。
ディバイダは3個の抵抗から構成されており、比測定が行えるように高周波信号をポート間で等分割します。また、ディバイダは逆方向に接続することによりコンバイナ(合成器)として使用することが出来ます。
例えばRFアンプの2信号特性を測定するときは、2台のシグナルジェネレータを使用し、ディバイダで信号を合成(加算)したものをアンプに加えます。パワーディバイダには16.7Ωの抵抗が3個入っており、各ポートから見た条件は同じです。ポート間での信号損失は6dBとなっています。
RSでは、次のようなさまざまなRFパワーディバイダのモデルを用意しています。