ワニ口クリップとは?
ワニ口クリップは、バネ式のアタッチメントで、鋸歯状のエッジと小さな歯が特徴です。一般的に鉄や銅でできており、ワニ口クリップ、プライヤークリップ、バッテリークランプとも呼ばれます。
ワニ口クリップは、主に産業界や研究室などで、一時的、実験的な電気的接続を行うために使用されます。例えば、2本の電線の間や、リード線と装置の陽極や陰極(電流の入り口と出口)の間などです。
また、教育現場では、電池や電球、回路の機能を示すために、ワニ口クリップがよく使われています。また、ガレージやカーメンテナンスでは、充電器やジャンプリード、溶接作業などで、余分な熱を吸収するために大きめのワニ口クリップがよく使われます。
ワニ口クリップは、衣服にバッジや入館証をつけたり、接着剤やハンダを塗る前に模型を組み立てたり、歯科用ビブスを固定したりと、電気接続以外に使われるケースもあります。その他にも、模型の吊り下げやテントのロープの取り付けなど、さまざまな用途に使用されています。