インバータとは?
インバータは、直流電流を任意の電圧や周波数の交流に変換する回路です、従って常にDC-ACとなります。最終的に交流を出力する為DC-DCタイプの製品はありません。モーター制御系のインバータ装置は様々なモータの回転を制御して、エネルギーの消費を抑える省エネ効果があります。そのため、家電製品だけでなく、重電分野の産業機械なども幅広く使われています。
インバータの構成
インバータはシステムとして、「コンバータ回路」、「コンデンサ」、「インバータ回路」の3つの要素で構成されています。
- コンバータ回路 ‐ 交流(ac)を直流(dc)に変換する
- コンデンサ ‐ 安定した直流(dc)に整える
- インバータ回路 ‐ 直流(dc)を任意の電圧や周波数で交流(ac)に変えて出力する
インバータの種類
インバータには用途に応じて3種類に分けられます。
- VVVF型・可変周波数 ‐ 産業用モータやエアコンのコンプレッサー用モータなどの電圧や周波数を変えます。
- CVVF型 ‐ 蛍光灯や電磁調理器などのように周波数を変えます。
- CVCF型 ‐ コンピュータの電源装置などの周波数を一定に保ちます。
インバータの送電方法
インバータ回路の送電方法によって、主に単相インバータ回路と三相インバータ回路の2種類があります。
- 単相:正弦波駆動です。単相インバータ回路は、直流を単相交流に変換する構成で、一般家庭の商用電源用途を想定したパワーコンディショナーや無停電電源装置(UPS)などに用いられます。
- 三相:矩形波駆動(120°通電)、正弦波駆動(三相変調、二相変調)などがあります。直流を三相交流に変換する構成で、エアコンのコンプレッサーや電気自動車などのモーター駆動などに用いられます。
インバータのメーカー
RSは高品質の単相または三相インバータを提供します。三菱電機、シュナイダー、オムロンなどの有名メーカー商品を豊富に取り揃えています。