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    コンデンサ

    コンデンサは、蓄電器やキャパシタとも呼ばれ、電気を蓄えたり放出したりする電子部品です。


    コンデンサとは何ですか?どんな仕組みがありますか?


    コンデンサは、電池と同様に電気を電荷として蓄えるために使用される素子ですが、電荷を電池よりはるかに速く放出できます。蓄えられる量は静電容量と呼ばれ、ファラド(F)単位で測定されます。コンデンサは、2枚の金属板(導体)の間に電気絶縁体(誘電体)が挟まれている構造をしています。


    種類


    必要な機能に応じて詳細な仕様が異なるたさまざまな種類のコンデンサがあります。主要要素の材料はさまざまで、材料によってコンデンサの特性の多くが決まります。主要要素は以下のとおりです。


    • 金属板の材料 - 銀、タンタル、アルミなど

    • 絶縁板の材料 - 紙、フィルム、セラミック、ガラス

    • 最大電圧 - 超過不可又は素子が破損

    • サイズ - 静電容量と寸法

    • 許容差 - 静電容量値の変動

    • 取り付けタイプ - 回路への固定方法

    • ESR (等価直列抵抗) - 端子の抵抗

    用途


    コンデンサは様々場所で使われています。ファンからハイブリッド電気自動車まで、ほとんどの電子機器で使用されています。通常のスマートフォン1台の中には500個以上使われています。用途は以下様なものがあります。


    • デカップリングコンデンサ - 高周波ノイズを制御し、電源から電圧リップルを除去できます。

    • 電気の貯蔵と供給 - カメラのフラッシュのように、蓄えられた電気を瞬時に放出します。

    • 信号フィルタリング - 低周波数信号をブロックし、高い周波数を通過させることができます。通信に便利です。

    メーカー


    当社の製品ラインアップには、アルミ、タンタル、ポリマー、ポリエステルフィルム、セラミックなど、60,000種類以上のコンデンサがあります。有名メーカーのAVX、村田製作所、ニチコン、パナソニック、TDKなどのコンデンサ製品を取り揃えています。


    なお、コンデンサの静電容量単位や標準数列の読み方などの詳細については、コンデンサガイドページをご参照ください。