光コネクタ・光ケーブルコネクタとは?
光コネクタとは、光ファイバ同士を接続する部品で、光ファイバケーブルの接続および終端処理に用いられます。主にフェルールとコネクタ本体(ハウジング)、プッシュプルやバヨネット、ラッチなどのかん合機構、これら三つの要素で構成されています。RSは精度、コスト、堅牢性、適合規格などの異なった仕様に合わせた、多くの光コネクタ部品を取り揃えています。
光コネクタ・光ケーブルコネクタの種類と用途
光コネクタの主なタイプは次のものです。
- FCコネクタは、ねじ止めで固定するヘビーデューティ光コネクタです。振動の多い環境を考慮して設計されており、通常、過酷な環境でのデータ通信や音声通信用途で使用されます。
- SCコネクタは、最も一般的な光コネクタです。プッシュプル方式で簡単に着脱できます。さまざまなデータ通信や音声通信に適しています。
- LCコネクタは、SCコネクタの小型版で、主にシングルモード用途で使用されます。小型なので省スペースが重要な場合に便利です。
- STコネクタは、バヨネット締結型の光コネクタで、主にネットワーク用途で使用されます。
- SMAコネクタは、ネジ締め方式の光コネクタです。大口径光ファイバに適した構造なので、マルチモード光ファイバによく使用されます。