メモリソケット・メモリスロットは?
メモリソケットとは、メモリスロットとも呼ばれ、コンピュータのマザーボードに装着する、主記憶装置(メインメモリ/RAM)を接続するための細長い差込口です。パソコン、サーバー、ワークステーション向けに設計されています。
メモリソケット・メモリスロットの種類
メモリモジュールはSIMMとDIMMに分かれます。それぞれのメモリモジュールに対応するメモリソケットがあります。SIMMソケットとDIMMソケットがそれぞれ該当します。
SIMMとDIMMの違いは、SIMMが端子の両面で同じ信号が流れるのに対して、DIMMは片面ずつ異なる信号を流せるようになったことです。
DIMMソケットは、メモリの規格や速度によってDDR1、DDR2、DDR3、DDR4などのタイプがあります。一方、SIMMソケットはピンスロットの数で分類されます。代表的なタイプは30ピンSIMMソケット、64ピンSIMMソケット、72ピンSIMMソケットです。
メモリソケット・メモリスロットの用途
DIMMソケット
デスクトップPC、大容量記憶装置、サーバーなど、通信メモリに使用されます。
SIMMソケット
- 30ピンSIMMソケットは、標準ソケットよりも短く、レガシータイプのラップトップで使用可能です。
- 64ピンと72ピンのSIMMソケットは、大型のメモリモジュールを保持できるため、デスクトップマザーボードで使用されます。