MLCC・積層セラミックコンデンサとは?
積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、誘電体層と内部電極が多層に積層されたセラミックコンデンサです。セラミック層がコンデンサを絶縁して、熱損失を低減し、製品の効率を向上させます。MLCCは、主流パッケージサイズの0402、0603以外、0805、1206、1608などのパッケージサイズもあります。MLCCチップの静電容量は、誘電体、サイズ、必要な電圧によって異なります。
MLCCの種類
積層セラミックコンデンサの主なタイプには、クラス1とクラス2があります。
クラス1 MLCC(温度補償型)は安定性が高く、正確で低損失です。最も信頼性の高い電圧、温度、周波数を実現しています。クラス1コンデンサは、一般に、無線機などの共振回路に使用されます。
クラス2 MLCC(強誘電型)は、体積効率に優れた高誘電率の誘電体を備えています。ただし、クラス1コンデンサよりも精度と安定性は低く、バイパス、カップリング、デカップリングの用途、周波数識別回路に適しています。
MLCCの用途
積層セラミックコンデンサ (MLCC))の詳細については、当社の積層セラミックコンデンサガイドを参照してください。