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    機械式ロータリエンコーダ

    機械式ロータリエンコーダとは?

    ロータリエンコーダは、回転数、回転角度、回転位置を測定するためのセンサです。機械式ロータリエンコーダはシャフトエンコーダとも呼ばれ、入力軸の回転変位を基に各位置をデジタル信号として測定します。同様の仕組みで直線変位を測定するものはリニアエンコーダと呼ばれています。これらの受動部品は、モータの回転制御やロボットの各種制御、エレベータの移動速度や停止位置制御などに使用されています。

    機械式ロータリエンコーダの種類

    機械式ロータリエンコーダにはインクリメンタル形とアブソリュート形の2つのタイプがあります。

    • インクリメンタル形: 軸の構成要素を定期的なパターンで計測することにより角度を測定します。
    • アブソリュート形: 格子円盤の各位置に異なる符号を割り当て、角度を検出します。そのため、絶対的な角度位置を測定することが可能です。
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