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コンパレータは比較器とも呼ばれ、2つの電圧または電流を比較し、その結果によって出力が変化する回路素子です。通常は、[アナログIC](/web/c/semiconductors/logic-ics/analogue-multipliers-and-dividers/)や各種[センサ](/web/c/semiconductors/sensor-ics/)、コンバータなどに使用されています。

### コンパレータとオペアンプの違い

オペアンプとコンパレータの大きな違いは、[オペアンプ](/web/c/semiconductors/amplifiers-comparators/op-amps/)には負帰還回路が含まれるため、相補償容量がありますが負帰還回路の無いコンパレータは位相補償容量がありません。

また、コンパレータはオペアンプと同様な端子構成となっていますが、コンパレータは二つの入力端子間の電位差で出力が決まり、オペアンプはほぼ同じ電圧を入力端子に印加することで機能します。

さらに、コンパレータは、比較処理に使用するための内部基準電圧や、入力のクロックゲーティング、調整可能なヒステリシス抵抗など、[電圧比較](/web/c/semiconductors/power-management-ics/voltage-references/)以外の機能を多く搭載しています。

### コンパレータの使い方

コンパレータはプラス入力端子、マイナス入力端子、プラス電源端子、マイナス電源端子、出力端子の五つの端子で構成されています。どちらか一方の入力端子を基準端子とし電圧を固定し、この基準電圧ともう一方の端子に入力される電圧の差を増幅し、HighまたはLowを出力します。

一般的にはプラス入力端子の電位がマイナス入力端子よりも高い場合はHighを出力します。逆にプラス入力端子の電位がマイナス入力端子も低い場合はLowを出力します。



コンパレータは比較器とも呼ばれ、2つの電圧または電流を比較し、その結果によって出力が変化する回路素子です。RSはコンパレータ・アンプなどの半導体製品を豊富に取り揃えています。18時までの注文で通常翌日配送、3,000円以上購入で送料無料。

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lm339は、4つの独立した高精度電圧コンパレータで構成されたコンパレータICです。コンパレータは、2つの電圧が印加されると、電圧の差分で出力が切り替わる回路です。lm339は、広い範囲の電圧の単一電源で動作するように設計されています。また、電源電圧が2V～36Vであれば、デュアル電源での動作も可能です。このコンパレータは、車載用や産業用エレクトロニクスでのレベル検出/低レベル・センシング/メモリ・アプリケーションでの使用に適しています。特長<ul><li>広い電源電圧範囲</li><li>低消費電力</li><li>入力同相電圧範囲にGNDを含む</li><li>差動入力電圧範囲は電源電圧に等しい</li><li>TTL、CMOS互換出力</li></ul>用途<ul><li>産業用</li><li>オートモーティブ（車載）</li><li>発振器</li><li>ピーク検出器</li><li>ロジック電圧変換</li><li>電源監視</li><li>計測器</li></ul>

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