ゲートドライバIC (ゲート駆動回路)は、MOSFETやIGBT、SiCデバイスなどの駆動制御を行う電子回路です。MOSFETやIGBTのゲート電圧を制御することで、オン・オフの切り替えができます。パスイッチング回路の出力段をシンプルに構成したい時に使われます。
ゲートドライバICの原理
MOSFETやIGBTで高電圧/大電流のスイッチングを行なう場合、低損失かつ高速動作をさせるためには論理信号の入力だけでは不十分なので、補完するためにゲートドライバが必要となります。
ゲートドライバICの種類
ゲートドライバは、パワースイッチング、機能、トポロジー、ロジックタイプに合わせてそれぞれ種類が異なります。回路構成(トポロジー)によって、以下のような種類があります。
- ローサイド駆動用
- ハイサイド駆動用
- ハイ/ローサイド駆動用
- ハーフブリッジ駆動用
- フルブリッジ駆動用
- 絶縁ゲートドライバ
ゲートドライバIC・駆動回路の用途
ゲートドライバの主な用途は以下の通りです。