シャントの配線方法
まず、メーカーの指示に従ってください。電流計とシャントに同じmVレベルの測定能力があることを確認する必要があります。次に、バッテリーと電気回路をつなぐ負極の配線にシャントを取り付けます。これは、バッテリーから回路やヒューズボックスまでの負極のリード線をたどることで確認できます。
オルタネーターから供給され、接続された機器で消費される電流を測定したい場合は、オルタネーターの整流された負極側に、対応するバッテリーとシャントに接続する必要があります。シャントの反対側には、適切な太さのケーブルを接続し、バッテリーの負極端子に接続します。
シャントは、ケーブルをショートさせる危険性のない場所に取り付ける必要があります。負極側のケーブルは、取り付け時の作業性を考慮して、カットする場合があります。また、電流計をパネルに取り付けるために、適切な穴を開ける必要もあります。メーターをしっかりと固定するためには、穴はちょうどよい大きさに開けます。直流電流や直流電圧に対するリード線の接続では、正極と負極の端子に間違いなく取り付けられなければなりません。また、メーターが正しく設定されていることも確認してください。(電流はAC、DC、Ωなどで測定されます)。
配線作業は、シャントが負荷と直列になっていることを確認する基本的なチェックから始めます。また、適切なバッテリーパックを配線し、それがシャントの正しい側に接続されていることを確認します。そして、配線はシャントから負荷へと接続します。電流計とグランドの間には何も接続しないでください。ただし、電流計はシャントと並列に配線し、シャントは負荷と直列に配線します。
電流または電圧の測定は、回路に電源を投入した状態で行います。そして、メーターの値を読み取ります。ただし、抵抗値を測定する場合は、電源を入れてはいけません。