デコーダ AEC-Q100 Toshiba, 16ピン TSSOP

74VHC138FTは、シリコンゲートC2MOSテクノロジーで製造される高速CMOS 3対8デコーダです。CMOSの低消費電力を維持しながら、同等のバイポーラショットキーTTLに匹敵する高速動作を実現しています。デバイスがイネーブルのとき、3つのバイナリ選択入力(A、B、C)によって、どの出力(Y0 ～ Y7)がローになるかが決まります。イネーブル入力G1がローになるか、G2A又はG2Bがハイになると、デコーディング機能が禁止され、すべての出力がハイになります。G1、G2A、G2Bの入力は、カスケード接続を容易にし、メモリシステムのアドレスデコーダとして使用できるように設計されています。入力保護回路によって、電源電圧に関係なく、確実に0 ～ 5.5 Vの電圧を入力ピンに印加できます。このデバイスは、5 Vシステムと3 Vシステム、及びバッテリバックアップのような2つの電源システムのインターフェイスに使用できます。この回路は、電源電圧と入力電圧のミスマッチによるデバイスの損傷を防止します。

広い動作温度: Topr = -40 → 125 °C
高速: 伝播遅延時間 = 3.8 ns (標準) @ VCC = 5.0 V
低消費電力: ICC = 2.0 μA (最大) @ Ta = 25 °C
高ノイズ耐性: VNIH = VNIL = 28 % VCC (最小)
すべての入力に電源喪失保護
平行伝播遅延: tPLH ≈ tPHL
広い動作電圧範囲: VCC (opr) = 2.0 → 5.5 V
低ノイズ: V = 0.8 V (最大)

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