発熱体・ヒーターエレメントとは?
発熱体(ヒーターエレメント)は、ジュール熱を利用して電気エネルギーを熱に変換するプロセス制御部品です。発熱体は高い抵抗値を持つため電流を流すと発熱することができます。ペルチェ効果とは異なり、発熱体は電流の向きに関係なく発熱します。
発熱体の材料
発熱体材料としては、金属発熱体と非金属発熱体があり、それぞれ固有の抵抗があります。金属発熱体は、鉄クロム合金線、ニッケルクロム合金線、モリブデン、タングステンがよく用いられます。非金属発熱体としては、棒状、管状、粒状、らせん状にした炭素や、炭化けい素を主体としたカーボランダムなどがあります。
発熱体の用途
トースターやヘアドライヤーなどの一般的な加熱装置、工業用加熱炉、床暖房、屋根暖房、乾燥機などに使用されます。また、医療診断、計測器や航空宇宙などの精密加熱用途にもよく使われています。
当社では、次のようなさまざまな発熱体の種類を用意しています。