電圧計は、電圧あるいは2点間の電位差を測る電気計器です。ボルトメーター(voltmeter)とも呼ばれています。
電圧計は、大きく分けてデジタル電圧計とアナログ電圧計の2種類に分かれています。デジタル電圧計は測定値を数字で表示し、アナログ電圧計は目盛板と指針から読み取ります。
デジタル電圧計は入力変換部、A/D変換器、表示部(LCD、LEDなど)で構成されています。デジタル電圧計は、電圧の変化量を目視で確認しやすいという長所があります。また、アナログ電圧計は内部抵抗が発生するため、デジタル電圧はアナログ電圧計よりも高い精度が得られます。
電圧計は、製品出荷前のチェック、工場での故障の監視、機械や装置の不具合の時の調査など、様々な用途のために使われています。