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    巻線型可変抵抗器

    巻線型可変抵抗器とは?

    巻線型可変抵抗器とは、抵抗体にらせん状に金属線を巻き付けた抵抗器です。通常、大電力を扱う回路で使用されています。

    可変抵抗器は、電気回路に電流が流れるのを妨げる働きをする部品です。抵抗器本体の両端にあるはんだラグ端子の間で中央の端子を動かすことで抵抗値は変化させられます。巻き線型は巻線の露出部に摺動子を当て、抵抗値を変化させます。

    なお、詳細については、抵抗器ガイドを参照してください。

    巻線型可変抵抗器の種類

    電力形巻線可変抵抗器は一般的に使用される巻線型可変抵抗器です。円弧状の磁気巻芯に抵抗線を巻き、不燃性塗料で被覆し、抵抗値変化特性や絶縁抵抗・耐電圧といった幅広い特性を持っています。

    標準タイプの電力型巻線可変抵抗器は、ホーロー被覆(RPS)と不燃性塗料被覆(RGY)の2種類があります。ホーロー被覆タイプは過負荷時の溶融の改善と低コスト化を図っています。不燃性塗料被覆タイプはRoHS対応品もあります。

    巻線型可変抵抗器のメーカ

    RSはVishayOhmiteArcol Ohmiteなど、有名メーカの巻線可変抵抗器・電力型巻線可変抵抗器を豊富に取り揃えています。選択する際には、用途に応じて適切な製品を選択してください。

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