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    ガイド付シリンダ

    ガイド付きエアシリンダは、工場機器の側面に取り付けられている(一般的に側面荷重と呼ばれる)重量物を移動させるために使用する機械装置です。 ボールベアリングガイドにより、重量物が横方向に移動する際の横力が吸収されます。このシリンダには、側面荷重によって加えられる力を均等に分散させるためのガイドブロックが備えられています。一部のガイド付きシリンダには、動作中のノイズを軽減するためのクッションプレートを備えたものもあり、デバイスの寿命を延ばすために役立ちます。ガイド付きエアシリンダには、シングルロッド付き又はダブルロッド付きのものがあります。

    RSでは、複動ドライブ付き及びボアサイズ4 → 100 mmのエア圧ガイド付きシリンダなど、多種多様な空圧機器を取り揃えています。さらにシリンダには、8バール及び10バール(最大1 MPa)の圧力と、5 → 300 mmのストローク長が揃っています。 

    ガイド付きエアシリンダの用途

    これは、移動中に荷重のバランスを保ち、取り付けられている機器から側面荷重が落下しないようにするための補助として機能します。これはたとえば、コンベアベルト上を側面荷重が上方向及び下方向に移動するコンベアシステムで使用されます。

    ガイド付きエアシリンダの種類

    • マルチマウントシリンダはモジュール形式で互いに取り付けることができ、高い運搬能力を実現します。
    • デュアルロッドシリンダは、2本のロッド構造により耐久性を高め、 シリンダに重量を均等に分散させるため、ロッドやピストンの折れ曲がりや、シールの劣化を防ぎます。
    • スライドシリンダは、台座が回転しないため、シリンダ自体が動かないように固定されます。そのため、重量物がキャリッジにスライドされたときに確実にサポートできます。
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