空圧ロータリアクチュエータは、圧縮空気で作動する装置の一種で、シャフトにより回転動作を生成して、接続された機器の速度と回転を制御します。
アクチュエータは、エネルギー源を受け取って変換し、それを利用してオブジェクトを移動又は操作します。アクチュエータのタイプにはリニア又はロータリがあり、 つまり、対象物を円形に回転動作で動かせます。 ロータリアクチュエータを購入する際には、回転角度、 作業に必要な空気量、 素材とインターフェイスなどを考慮する必要があります。
空圧ロータリアクチュエータの種類:
複動式(ピストンの両側に空気が供給される)と単動式(片側のみに空気が供給される)の両方の設計があります。
- ラックアンドピニオン式ロータリアクチュエータ - このタイプのアクチュエータは、ベーンタイプに比べて回転とトルクの範囲が優れており、通常サイズが大きく、速度が必要な中程度の負荷の用途に適しています。 また、ベーンタイプよりも寿命が長くなっています。
- ロータリベーンアクチュエータ - このアクチュエータは、ラックタイプより回転が制限され、軽い負荷によく使用されます。
空圧ロータリアクチュエータの仕組み
ロータリアクチュエータの空圧接続に圧縮空気を接続すると、シリンダのストロークが揺動回転動作になります。
空圧ロータリアクチュエータの用途
このアクチュエータは一般的に、搬送、 クランプ、 部品の移動、 位置決め、 及びバルブ制御などの産業用途で使用され、危険区域でも使用できます。