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    コンパレータ・比較器

    コンパレータは比較器とも呼ばれ、2つの電圧または電流を比較し、その結果によって出力が変化する回路素子です。通常は、アナログICや各種センサ、コンバータなどに使用されています。

    コンパレータとオペアンプの違い

    オペアンプとコンパレータの大きな違いは、オペアンプには負帰還回路が含まれるため、相補償容量がありますが負帰還回路の無いコンパレータは位相補償容量がありません。

    また、コンパレータはオペアンプと同様な端子構成となっていますが、コンパレータは二つの入力端子間の電位差で出力が決まり、オペアンプはほぼ同じ電圧を入力端子に印加することで機能します。

    さらに、コンパレータは、比較処理に使用するための内部基準電圧や、入力のクロックゲーティング、調整可能なヒステリシス抵抗など、電圧比較以外の機能を多く搭載しています。

    コンパレータの使い方

    コンパレータはプラス入力端子、マイナス入力端子、プラス電源端子、マイナス電源端子、出力端子の五つの端子で構成されています。どちらか一方の入力端子を基準端子とし電圧を固定し、この基準電圧ともう一方の端子に入力される電圧の差を増幅し、HighまたはLowを出力します。

    一般的にはプラス入力端子の電位がマイナス入力端子よりも高い場合はHighを出力します。逆にプラス入力端子の電位がマイナス入力端子も低い場合はLowを出力します。

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