それでは、単1電池を使う際の注意点について見ていきましょう。
電解液が皮膚や目につかないよう注意する
単1電池を使用する際には、電解液が皮膚や目につかないよう注意してください。電解液は、皮膚や目に有害な塩化亜鉛・水酸化カリウムなどの物質を含んでおり、マンガン乾電池は皮膚炎の原因となり、アルカリ電池やニッケル系乾電池は皮膚炎・化学やけど・失明などのリスクを孕んでいます。
人体に有害な物質を含んでいるため、乾電池から電解液が漏れ出ていたら素手で触ったり、電解液が目につかないよう細心の注意を払ってください。
乾電池による事故を予防すること
乾電池を使う際には事故を予防するため、正しい使い方をすることが大切です。乾電池を誤って使うと電解液が漏れたり、熱を持ったり破裂したりし、化学やけどや失明、機器が壊れるなどの危険性があります。
事故が起きる原因は、電池のプラスとマイナスを逆に使用することやショート、過放電です。ショートは電池を金属と一緒に保管することで起こり、過放電は使用しない機器の中に電池を入れたままにしておくことで起こります。乾電池は正しく使用するようにし、危険な事故を未然に防止しましょう。