Q. チューブラソレノイドの“チューブラ”とは何ですか?
A. コイル部が金属ケースで覆われた円筒形のソレノイドです。プランジャを元の位置に戻すための復帰スプリングは組み込まれていませんので、外部へ装着するよう考慮してください。突入がある誘導負荷の場合、タイムラグ型を推奨致します。但し機器へのダメージには充分ご注意ください。
Q. ソレノイドのプル型、5Wについて質問です。戻り側の動作トルクはどの位になるのでしょうか?
A. 動作方向にのみ可動しますので、戻り側には別途設計が必要です。バネ等のご利用をご検討下さい。
Q. ソレノイドを駆動する際の接点の保護用に、ダイオードの取り付けを検討しています。どの様なダイオードを付けたらよいですか?
A. ソレノイドのコイル部分の起電力を抑えるダイオードの選定は、逆耐圧は使用電圧の4倍、電流値は負荷電流の10倍程でご選定ください。
Q. ロータリソレノイドですが、本体の軸が45度、95度に回転する商品ですか。回転動作の場合、元の位置に戻りますか。
A. 45度、95度と軸が回転します。電源を切断すれば、元の位置まで戻ります。戻り機構には、バネを使用しておりますが、別途組み込み等が必要な場合があります。
Q. ソレノイドについて質問です。プッシュ型は、通電して軸が出た後、元の位置まで戻りますか?
A. 外部的にバネなどの力を加えないと戻りません。バネ付きタイプやラッチングタイプもご検討ください。
Q. プル動作型ソレノイドのストロークフォースですが、特性に記載がある50%、CONTとは何でしょうか?
A. CONTとはContinuousの略で、連続定格電圧での動作時という意味です。50%というのは、50%デューティ比の動作電圧時のストローク対フォース特性の意味です。この場合、デューティ比が小さいほど吸引力が大きくなります。なぜなら連続時はコイルの発熱に伴い、抵抗が大きくなって電流が徐々に減る為、吸引力が弱くなるからです。
Q. ソレノイドを検討しています。掲載されている外部抵抗の数値とは何ですか?
A. トリガー(パルス電圧)を印加してソレノイドを左右どちらか一方に動作させた後、永久磁石の磁束を打ち消すため、動作は反対のコイルを逆位相にします。そのためにコモンリード線(青)に直列にコイル抵抗とほぼ同じ値の外部抵抗を接続する必要がありますが、この値です。