EVAL-L99DZ100G及びEVAL-L99DZ120は、ドアゾーン機器用に設計された評価ボードです。両者ともマザーボードは共通で、違いは実装済みのドーターボードです。EVAL-L99DZ100Gの場合はL99DZ100G (フロントドア用)、EVAL-L99DZ120の場合はL99DZ120 (リアドア用)が使われています。

各スタンドアロン HS ドライバ用の内部 10 ビット PWM タイマです

電圧レギュレータ及び 2 つのハイサイドドライバ（ OUT15 及び OUT_HS/ 両方の P チャンネル）用のバッファ電源で、外部コンタクトなどに電力を供給します

プログラム可能なソフトスタート機能により、突入電流が高い負荷を電流制限値（ OUT1-6 、 OUT7 、 OUT8 、 OUT_HS ）として温度有効期限付きで駆動します

電気クロミック素子用の制御ブロック（ L99DZ120 には非搭載）

マイクロコントローラ及び周辺機器用の 2 つの 5 V 電圧レギュレータ

設定可能なウィンドウウォッチドッグ

LIN 2.2a 準拠 (SAEJ2602 互換 ) トランシーバ

ローカル障害及びバス障害診断と選択可能なウェイクアップ機能を備えた Advanced High Speed CAN トランシーバ（ L99DZ120 には非搭載）

2 つの LS （ RON = 1 m Ω ）を備えた分離（絶縁）フェイルセーフブロックで、外部 HS MOSFET の Gates をプルダウンします

サーマルクラスタ

供給電圧及び内部温度センサの A/D 変換

LED ドライバ出力の VS デューティサイクル調整を内蔵及びプログラム可能