ミニI/Oコネクタとは?
ミニI/Oコネクタは、機器間のデータ伝送を行う角形コネクタです。回路基板またはPCBの省スペース化を実現し、配線の終端処理とはんだ付け作業を必要とせず、簡単に取り付けることができます。
ミニI/Oコネクタは通常、ハウジングとシェル、接点付き端子で構成されています。外装材は熱可塑性プラスチックで作られており、衝撃、振動、極端な温度に対する耐性に優れています。端子は銅合金製の接点を持ち、導通を高めて信頼性の高い接続機能を実現しています。また、ラッチ機構により、コネクタからケーブルが抜けるのを防ぎます。
ミニI/Oコネクタの種類
ミニI/Oコネクタは、接続タイプによって、ミニI/OプラグコネクタとミニI/Oジャックコネクタに分けられています。
ミニI/Oコネクタの用途
ミニI/Oコネクタは、産業用通信システム、モーションやドライブ用途で使用されています。その耐久性とロック構造により、重工業施設や旋盤、PLCなどの産業機械のような過酷な環境に適しています。
RSはミニI/Oコネクタをはじめ、光ファイバコネクタやRJ45コネクタなど、さまざまなネットワーク・電話コネクタを豊富に取り揃えています。選択する際には、用途に応じて適切な製品を選択してください。