コンデンサアレイとは、複数のコンデンサを1つのパッケージに内蔵した受動部品です。コンデンサネットワークとは異なり、コンデンサは相互には接続されていません。コンデンサアレイは、入出力インターフェイス回路などのデジタル回路によく使用されます。
コンデンサアレイを使用することで、複数のコンデンサを一つの部品にまとめることができるため基板の省スペース化、高密度化を実現します。また、実装時間も短縮できるため、実装コストの削減につながり、合わせて部材管理コストも低減できます。
コンデンサアレイには、4つや5つのコンデンサを含むものがあります。そして、コンデンサアレイの静電容量値が100pF→100nF、許容差が5%→20%、定格動作電圧が10→200Vのものがあります。
コンデンサアレイは、デカップリング素子を複数個並べる場合や、チャージポンプのように同一コンデンサを並べる場合に使用します。例えば: