可変抵抗器 (ポテンショメータ)とは固定値ではなく、抵抗値を変更することができる受動部品です。可変抵抗は抵抗体と摺動子またはワイパーと呼ばれる部分(可動接点)から構成されています。オーディオ機器のボリューム調整に用いられていたことからボリュームとも呼ばれています。これらは半固定抵抗器とは異なります。
可変抵抗器は基本的に抵抗体とその表面を移動する摺動子でできています。摺動子は抵抗体の表面に接触しながら、任意の場所に移動すると、抵抗体の端子と摺動端子間の抵抗体の長さも変化するため、その長さに応じて抵抗値が変化します。
可変抵抗は形状によって、ロータリ方式ととスライド方式に分けられます。