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    PoEインジェクタ

    PoEインジェクタとは


    PoEインジェクタは、PoE非対応のスイッチングハブにPoE機能を追加する装置です。イーサネット・ハブやスイッチングハブからLANケーブルを通して電力・信号を伝送する技術であり、PoE対応機器はLANケーブル一本で稼働させることができます。PoE非対応機器である場合は、PoEインジェクタを追加する必要があります。


    PoEインジェクタの仕組み


    PoEインジェクタを受電機器とハブの両サイドに接続して、両者の間に設置します。これにより、機器間の物理的距離を伸ばし、通信信号を損なわずにネットワーク全体の通信範囲を広げることができます。また、一本のLANケーブルで通信・給電を行うことで、ネットワーク内の装置を効率的に管理できます。


    PoEインジェクタの使い方


    PoEインジェクタは通常、2ポートの小さなハブのような形状になっており、一方のポートをPoE非対応のハブやスイッチに、もう一方を接続先の端末に、それぞれLANケーブルで接続します。大規模環境向けの製品では、中継する2ポートのセットが複数配置されたものもあり、複数の機器にまとめて給電することができます。

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