検相器・相回転計

相回転計とは？

相回転計は、三相電源の電動機械の位相回転方向をチェックするのに便利な電気計測器です。このテスターは、時計回りと反時計回りの両方のLED表示を備えています。モータ、ポンプ、空調ユニットの相順を確認するのに最適です。これは、検相器、相シーケンスメーター、相シーケンステスターとも呼ばれます。

相回転計の用途:

用途の1つとして、多相(三相)回路の相順が維持されているかどうかの検証があります。また、モータ及び発電機のテストにも使用されます。相回転計により、電気工事業者や産業保守電気技術者は、モータに一時的に電源を接続してモータの回転方向を確認しなくても、取り付けるモータの端子を永続的に接続してテープで絶縁処理できます。これにより、特に大型の高電圧モータが多数ある場合など、時間とコストがかかり、危険を伴う一時的な接続を行う必要がなくなります。

相回転計は、相順を明確に表示するとともにテスト対象の電源の欠相も示す、費用効果の高いメータです。損傷を避けるためにも、該当する較正、性能テスト、及びサービス情報に従ってください。